RCSD カップ型波動歯車
動作原理
減速機としての波動歯車は、通常、波動発生器によって駆動され、フレクスプラインによって出力されます。ウェーブジェネレーターをフレクスプラインの内輪に取り付けると、フレクスプラインは弾性変形を受けて楕円形になります。長軸のフレキシブルスプラインの歯がサーキュラスプラインの溝に挿入され、完全に噛み合います。短軸の 2 つのスプライン 歯はまったく接触せず、噛み合いが外れます。係合と係合解除の間に、歯車の歯が係合または解放されます。ウェーブジェネレーターが連続的に回転すると、フレキシブルスプラインは連続的に変形し、2つの歯車の歯が噛合・解放を繰り返すことで動作状態を繰り返し、いわゆる千鳥運動を起こし、運動伝達を実現します。アクティブウェーブジェネレーターとフレキシブルスプラインの間。
利点
ハーモニック ギアには、従来のギア システムに比べていくつかの利点があります。
バックラッシュなし
小型・軽量
高いギア比
標準ハウジング内で比率を再構成可能
慣性負荷を再配置する際の優れた分解能と優れた再現性 (線形表現)
高トルク能力
同軸入出力軸
小さな体積で高い減速比が可能
アプリケーション
波動歯車はロボット、人型ロボット、航空宇宙、半導体製造装置、レーザー装置、医療機器、金属加工機械、ドローンサーボモーター、通信機器、光学機器などに広く使用されています。
- RCSD 波動歯車
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REACH RCSDシリーズ
RCSDシリーズはカップ状の極薄ショートシリンダー構造で、機械全体がフラット構造を採用しており、小型軽量の利点があります。ロボット工学、航空宇宙、半導体製造装置、その他のスペースに制約のある用途に非常に適しています。
製品の特徴
–超薄型、コンパクト
–中空構造
–高い耐荷重性
–高い位置精度
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RCSD-STシリーズ
RCSD-STシリーズは、カップ型のショートシリンダ構造で、RCSDシリーズに比べて占有スペースが少なく、小型・軽量の利点が顕著であり、スペースの制約が厳しい用途に最適です。
製品の特徴
– 超フラット構造
– コンパクトでシンプルなデザイン
–高い静的トルク容量
– 入力および出力同軸
–優れた位置決め精度と回転精度